2017年09月07日

(有)杢創舎様の作業場を見学しました。


先日、杢創舎様にお邪魔した時に作業場や木材を見学させていただきました。

作業場では墨付けされた材を見せていただきました。この段階からどういう刻み加工を行うのか、どの場所に使うどんな材なのかが既に綿密に決まっています。
 杢創舎様では木材の加工を職人の手刻みで行っています。継ぎ手や仕口を手刻みされた材は数ミリ単位での加工が行われていました。現在は職人さんの手刻みによる加工はほとんどなくなってしまいましたが、伝統的な刻み加工をされた材は建築後に材が乾燥して収縮しても材と材がかみ合うようになるのでさらに強度を増すのだそうです。
 設計・加工段階からの職人さんの技術の高さを改めて拝見しました。

 他にも今後使用予定の柱や、広葉樹の天然の曲がりを生かした材を見せていただきました。
下の写真は栗ですがピンホール(虫食いによる穴)が入っています。日本ではこういった材は評価が低いのですが、海外では自然による1点ものの造作物ということで、最高級品なのだそうです。
 
国や時代により人の評価が変われば求められるモノも変わってくるということを考えることができました。

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posted by 三田農林さん at 14:46| 森林経営